2016-04-01 第190回国会 衆議院 法務委員会 第8号
○岩城国務大臣 検察当局といたしましては、DNA鑑定を含む鑑定を嘱託するに当たりましては、事案の内容や鑑定事項に応じて、科学捜査研究所、科学警察研究所に限らず、それぞれの鑑定事項について十分な知見を有し、適正かつ信用性の高い鑑定を行うことができる適切な鑑定受託者を選定しているもの、そのように承知をしております。
○岩城国務大臣 検察当局といたしましては、DNA鑑定を含む鑑定を嘱託するに当たりましては、事案の内容や鑑定事項に応じて、科学捜査研究所、科学警察研究所に限らず、それぞれの鑑定事項について十分な知見を有し、適正かつ信用性の高い鑑定を行うことができる適切な鑑定受託者を選定しているもの、そのように承知をしております。
次に、精神鑑定がどのように行われるかにつきましては、具体的な事案の内容や鑑定人により異なるかと存じますが、一般的には、精神科医である鑑定人が被告人に対する面談や検査を実施したり、検察官及び弁護人が提出した資料を参照したりするなどして、裁判所が事件ごとに決定した鑑定事項、例えば被告人の犯行当時の精神障害の有無及び程度や、精神障害が犯行に与えた影響の有無、程度などにつきまして、精神医学等の知見に基づいた
○井上哲士君 明確な答弁なんですが、私、手元に最高裁の出した成年後見制度における鑑定書の書式というのを持っているんですが、この中にも、鑑定事項は、精神上の障害の有無、内容及び障害の程度、二つ目が自己の財産管理、処分をする能力、三つ目が回復の可能性、四つがその他でありますから、そもそも鑑定項目に選挙する能力はないんですね。
ところが、現実には、犯行時の善悪の弁別能力が鑑定事項として明示される場合が少なくないわけであります。 裁判員制度では、責任能力の判定の主体は裁判員、裁判官にあることが原則でありまして、鑑定人の役割は、判定の材料、つまり病気や病状がどんな性質で、認知能力や行動にどの程度の影響を与えたかを説明するにとどめるべきだ、このように考えます。
そこで、この「鑑定事項」の「(3)」としまして、「鑑定資料(1)及び(2)は、いずれも監視用ビデオテープであるため、上書き録画・録音されているものであるが、鑑定資料(1)は、午前八時二十二分の部分から同八時三十三分の間の部分は、画像及び音声とも録画・録音されていないが、この部分について、他の上書き消去した部分と異なり、上記録画等されていたものを敢えて消去した形跡の有無及びそれが認められる場合、復元の
まず、証人尋問の規定の包括的な準用を改めまして、鑑定人が口頭で意見を述べる場合には、まず鑑定人から鑑定事項についての意見を述べていただく、その後に質問をする、そしてその質問の順番も、裁判長、当事者の順、こういうことにしました。こういうことにして、鑑定人が意見を述べやすいというふうな配慮をしております。
の鑑定は、裁判所が対象者に対する新制度における処遇の要否及びその内容を判断するため鑑定を実施した時点におきまして、対象者が精神障害者であるか否か、対象行為を行った際の精神障害を改善し、これに伴って同様の行為を行うことなく、社会に復帰することを促進するためにこの法律による医療を受けさせる必要があるか否かに関する専門家の意見を聴取するものでございますから、責任能力の鑑定とは、鑑定の目的におきましても鑑定事項
だから、本当にこれは鑑定事項のところでももう完璧に破綻しているんじゃないですか。
ですから、この法律による医療の必要性があるかどうかは、まさに鑑定事項じゃなくて意見なんですよ。三項でそれを明示している。ところが、あなた方は、一項で、それは鑑定事項だなんということを言わざるを得ない。この矛盾、どう説明するんですか。
○木島委員 しかし、この法律による医療を受けさせる必要があるかどうかは、鑑定事項じゃなくて、法的判断の部分じゃないでしょうか。
法三十七条一項において、医師に依頼される鑑定事項として、その対象者が精神障害者であるか否か、二番目に、対象者が治療を受けなければ、どのような病状が持続し、人の生命、身体に危険を生じさせる問題行動を起こすかという可能性についてであります。
○説明員(國松孝次君) その辺はまだ、今鑑定する先生方といろいろと鑑定事項等について詰めておるところでございますので、それにつきまして鑑定の先生方の御意見を聞いたわけでございません。したがいまして半年、一年と言われましても、今の段階で具体的な数字を挙げての期間を申し上げることはちょっと私できないという感じでございます。
○説明員(藤原享君) まあいろいろ原因はございますが、まず捜査的に見ますと、やはり坑内という特殊な場所であったということで検証が大変困難化したということも一つでございますが、さらに現在そういった検証とか関係者の取り調べにつきましては、先ほども御説明いたしましたように、一応ほぼ終了しつつございますが、そういった結果をさらに裏づける諸先生方の鑑定事項、そういったものについてさらに先生方の結果をいただくということが
それで、今後は外部などに委嘱しております鑑定事項につきまして関係の諸先生方からその結果をいただきまして、それらを踏まえ関係者の刑事責任の所在など事件の取りまとめを速やかに進めてまいりたいというふうに考えております。
しかも鑑定事項の決定が、つまりどのような事項についてどういう前提で鑑定をするかということについても、同じく地主の意見も聞かずに地主側に秘密のままなされた。しかも、その鑑定人の人たちが地主側には連絡もなく防衛施設局の数名の職員を伴って独自に基地立入調査をしておる、こういうような事態があるわけであります。
事故原因の究明でございますけれども、関係者からの事情聴取及び検証の結果、さらには鑑定の結果等を総合的に検討して行っているところでございますが、複雑な事故、事件でありますだけに鑑定事項というものもきわめて多岐、多項目にわたっておりまして、その結果が出ますには今後さらに相当な日時を要するんじゃないかと思われます。
しかしながら事故の原因の究明ということになりますと、いま申しました関係者から幅広く事情を聴取いたしまして、さらに検証の結果これを踏まえ、さらにはこの検証の結果を踏まえての必要な鑑定事項、これを委嘱いたしまして、その結果等を総合的に検討してまいらねばならぬわけでございます。
になっておりますのは、この鉄塔がどういう強度のものであったか、あるいは鉄塔が当時の天候状況そういうものに対してどの程度耐え得るものであったか、あるいはワイヤロープをかけた場所がどこであったか、倒壊後にどういうところに傷があって、それがワイヤロープをかけたところとどういう関係にあるか、あるいは倒壊前に曲がったところがあるようでございますが、それがはたしてどういう原因で曲がったのか、その他数多くの科学的な物理的な鑑定事項
それから、次に、カドミウムによる、カドミウムを口からとった場合に、じん臓の細胞関係がどのような変化を起こすであろうかという鑑定事項、それが提出されているわけでございますけれども、これも現在の段階で科学的に証明することは不可能である、おそらくモデル的なものの説明はできると思うのでございますが、モデル以外のものについての説明をすることは不可能であると考えていいと思うのでございます。
さらにそれが具体的な事件になってまいりました場合には、先ほども由じました鑑定ということで適当な鑑定人に鑑定事項を示して委頼する。そのための費用というものももちろん来年度予算には相当金額を要求いたしておる、このようにしているわけでございます。
最初の鑑定事項を裁判所から聞く場合には、これはきわめて短時間で済むわけですね。むしろ証人などよりも時間が短い場合が多いわけです。それは家に帰っての作業は、これは別個ですから、また別個に評価しているわけですから。だから、法廷における現実の状態から見ると、鑑定人七百円、証人五百五十円ということは、どうも説明がつかぬような感じがするのですがね、これはどうなんでしょう。
でございますから、鑑定事項とそれに対する報酬額というようなものは、各庁では従前の経験として承知しておりまするので、それを参考にいたしまして具体的な報酬額を決定いたすということに相なるわけでございます。
○最高裁判所長官代理者(佐藤千速君) 実は、私ども各庁から報告受けておりますものが、請求額まで要求しておりませんので、結果的に鑑定に要した日数、鑑定料、鑑定事項というふうなことに限って集計いたしておりまするので、請求額まではちょっとわかりかねるのでございます。
○最高裁判所長官代理者(佐藤千速君) これは、鑑定事項は金属の配合成分含有率等の分析ということで、秋谷教授にその鑑定をお願いいたしました事例でございまして、鑑定に要した日数が五百五十日かかっております。鑑定を命じました裁判所は東京地方裁判所でございます。
そういうふうな場合に、裁判所と厚生省等が打ち合わせをされて、今後そういう訴訟はずいぶん私は激増すると思いますが、そういうときに厚生省のほうとしても、いろいろな仕事が忙しいけれども、そういうふうな鑑定事項については積極的に受け入れる用意があるということについては、これはお答えいただけるでしょうね。